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製袋加工とは?製袋加工の種類についてそれぞれご紹介!

製袋加工とは、原反で出来上がったフィルムを対象製品に併せて様々な袋状に加工することを言います。今回は、製袋加工の主な加工法とその特徴について解説します。

一般的に、二方袋、三方袋、チャック付三方袋、合掌袋、ガゼット袋、底ガゼット袋、スタンド袋、サイドシール袋、ボトムシール袋などがあります。

製袋加工の種類

二方袋

フィルムや紙を半分に折り、折り部を底部として、両側をシールで閉じた形です。比較的小さな袋であることが多く、ティーパック袋などの小さいものの梱包や簡易包装などに使用されます。

昔、藁むしろを二つ折りにして作った袋をカマス(叺)袋と呼んだため、カマス袋とも呼ばれます。

三方袋

三方袋とは、二枚のフィルムの底面と両側面の三方をシールして張り合わせた平袋です。その特性から外観性・気密性・生産性の3点で優れており、薬品や化粧品をはじめ、レトルトなどの食品包装や工業用にも用いられています。

チャック付き三方袋

チャック付き三方袋は、三方袋と同様に二枚のフィルムの底面と両側面の三方をシールして張り合わせた平袋に、さらにチャックが付いている袋のことです。チャックを開閉することで、袋を繰り返し使用することができます。チャック付き袋は、商品の保管や取り出しを簡便にすることができるため、食品や小物などの長期保存や再利用が必要な場合に適しています。

合掌袋

合掌袋は、上部と下部にシールがあり、側面は背中合わせになっている袋のことです。商品を袋に入れた後、上部と下部をシールすることで、袋を閉じることができます。袋の背中の貼り合わせ部分(背貼り)が、人が合掌している様になっていることから「合掌袋」と呼ばれ、張り合わせ部分を引っ張ることで開封することができ、お菓子や乾麺、カードパックなど、様々な用途で使われる袋です。

ガゼット袋

ガゼット袋の「ガゼット」とは、衣服のわきの下や手袋の指の付け根などにみられるマチのことを指します。側面にプリーツ(たるみ)がついており、プリーツのおかげで、袋の容量を増やすことができます。ガゼット袋は、形状が立体的であり、商品の収納性が高いため、食品や衣料品などの大量収納や陳列に適しています。ガゼット袋は製造の都合上、分厚いフィルムでの製造が不可能で、最大でも厚さ0.05mmが限界です。

スタンド袋

スタンド袋は、底部が広がって立ち上がる袋のことです。袋の底部に折り目がついており、商品を入れた後に袋を立てることができます。スタンド袋は、商品の見た目を美しく見せることができるため、食品や化粧品などの陳列や販売に適しています。

サイドシール袋

サイドシール袋は、上部と下部にシールがあり、側面が開いている袋のことです。商品を袋に入れた後、上部と下部をシールすることで、袋を閉じることができます。サイドシール袋はシンプルな構造でありながら、商品の保護性が高く、さまざまな製品に使用されます。

ボトムシール袋

ボトムシール袋は、底部にシールがある袋のことです。商品を袋に入れた後、底部をシールすることで、袋を閉じることができます。ボトムシール袋はしっかりとした袋の形状を保つことができるため、重い商品や液体を入れる場合に適しています。

パッケージラボの製袋加工

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